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ランドセルに入れるGPSってどうなの?選び方から注意点までまるっと解説!

さあ、ランドセル選び「ラン活」のシーズンですね!

カタログを眺めたり、お店に足を運んだり、「この色が好き!」「このデザイン、素敵ね」など、お子さまと一緒にランドセルを選ぶ時間は、本当に特別なものです。

おじいさま、おばあさまも、お孫さんのためのランドセル選びを、きっと心待ちにされていることでしょう。

ピカピカのランドセルを背負って、小学校へ元気に通うお子さまの姿。

想像するだけで、胸がいっぱいになりますよね。

ただ、その一方で、少し(いえ、かなりかもしれません)気がかりなのが、「初めての一人での登下校」ではないでしょうか。

「ちゃんと学校まで行けるかな?」「途中で迷ったりしないかな?」「万が一、何かあったら…」と考え出すと、心配は尽きないものです。

特に、交通量が多いエリアにお住まいだったりすると、なおさらですよね。

そんな親御さんの心配を少しでも和らげるアイテムとして、近年注目されているのが、ランドセルに入れる「GPS端末」です。

今回は、「GPSって、実際のところどうなの?」「本当に必要?」といった皆さまの疑問に、ランドセルメーカーのスタッフという視点も少し加えながら、正直な情報をお届けしたいと思います!

黒川鞄スタッフ

GPS、気になっている親御さんも多いですよね!メリット・デメリットを含めて詳しく解説していきますね。

目次

巷でよく聞く「ランドセルGPS」って、一体どういうものでしょう?

「GPS」と聞くと、カーナビやスマートフォンの地図アプリを思い浮かべる方が多いかもしれませんね。

ランドセル用のGPSも、基本的には同じ技術を利用しています。

簡単に説明すると、「お子さまが今どこにいるのかを、人工衛星からの電波を利用して特定し、保護者のスマートフォンなどに知らせてくれる小型の機械」のことです。

これをランドセルに入れておくことで、保護者の方は専用のアプリなどを通じて、「あ、今はこのあたりにいるのね」「もうすぐ学校に着きそうだな」といったようにお子さまの現在地を把握できる、という仕組みです。

便利な世の中になったものですね。

いろんなタイプがあります!主なGPS端末の種類

一口に「ランドセルGPS」と言っても、実はいくつかのタイプがあります。

それぞれ特徴が異なりますので、簡単にご紹介しましょう。

シンプル機能派に!【専用端末タイプ】

特徴:お子さまの位置情報確認に特化した、シンプルな設計の端末が多いです。

メリット:操作が比較的簡単なものが多く、「まずは居場所がわかれば安心」という方に向いています。

月額料金も手頃な傾向があります。

中には、簡単なメッセージの送受信が可能なものもあります。

デメリット:通話機能など、位置情報以外の機能は搭載されていないことが多いです。

アプリで多機能に!【スマホ連携タイプ】

特徴:使わなくなったスマートフォンや専用SIMカードを利用し、GPS機能を使うタイプ。

見守り機能が充実したアプリと連携するものが多いです。

メリット:位置情報だけでなく、歩数計機能や、指定エリアへの出入りを知らせる通知機能など、さまざまな便利機能を使えるアプリが多いのが魅力です。

デメリット:初期設定が少し複雑な場合も。

スマートフォン本体の用意やSIM契約が別途必要な場合があり、トータルコストの確認が必要です。

サポート重視なら!【見守りサービス一体型】

特徴:セキュリティ会社などが提供する見守りサービスの一環として、GPS端末を利用するタイプです。

メリット:緊急時に警備員が駆けつけてくれるサービスが付帯していることもあり、安心感は高いと言えるでしょう。

デメリット:やはり月額料金は他のタイプより高くなる傾向があります。

サービス内容と料金が見合っているか、しっかり検討が必要です。

黒川鞄スタッフ

機能や料金など、タイプによって様々ですね。ご家庭に合ったものを選ぶのが大切です。

持っていると安心!GPSを持たせるメリットとは?

GPS端末を導入する最大のメリットは、やはり保護者の「心配事を軽減できる」点にあるでしょう。

具体的には、以下のような点が挙げられます。

「今どこかな?」がすぐに確認できる!

→ これが基本機能。

気になった時にすぐに居場所を把握できる安心感は大きいですね。

「無事に着いたかな?」という不安を解消!

→ 学校や習い事の場所など、あらかじめ設定したエリアへの到着・出発を通知する機能を使えば、「ちゃんと着いたのね」と安心できます。

「寄り道は?」行動履歴で把握しやすい!

→ 「最近、帰宅が遅いけれど…」といった場合に、移動したルートを確認できるため、状況を把握しやすくなります。

いざという時の「SOSボタン」付きも!(※機種によります)

→ 何かあった時に、お子さま自身がボタンを押すことで、保護者のスマートフォンに緊急通知が届く機能。

これも心強い備えになります。

でも、ちょっと待ってください!知っておきたい注意点やデメリット

安心材料が多いGPSですが、導入する前に知っておいていただきたい点もいくつかあります。

意外とかかる?【コスト】の話

→ 端末本体の購入費用に加えて、多くの場合、毎月の通信料(数百円〜千数百円程度)が発生します。

「6年間利用すると、総額はどのくらいになるか」は事前に計算しておきましょう。

「しまった、充電切れ!」【バッテリー】の問題

→ スマートフォンと同様、GPS端末も充電が必要です。

うっかり充電を忘れて、肝心な時に使えない…とならないよう、日々の充電管理が大切になります。

バッテリーの持続時間は機種によってさまざまですので、確認が必要です。

時々ズレることも?【位置情報の精度】について

→ GPSの特性上、天候や、高層ビルが多い場所、地下などでは、位置情報に誤差が生じることがあります。

「あれ?こんな場所にいるはずないのに…」と、かえって心配になってしまうケースも稀にあります。

精度は機種によって差が出やすい部分です。

どこまで見守るか【プライバシー】への配慮

→ いつでも居場所がわかるのは安心ですが、お子さまが成長するにつれて、「常に監視されているようで窮屈だ」と感じる可能性も。

どの程度の見守りが必要か、いつまで利用するかなど、ご家庭内でルールを決めておくことも大切かもしれません。

黒川鞄スタッフ

メリットだけでなく、コストやバッテリー、プライバシーなどの注意点もしっかり把握しておきたいですね。

では、どう選ぶのが良いでしょう?失敗しないGPS選びの【5つのコツ】

メリット・デメリットを理解した上で、「やはりGPSを導入したい」となった場合、どんな点に注意して選べば良いでしょうか?

後悔しないための5つのコツをご紹介します。

コツ①機能はシンプル?多機能?必要な機能を明確に

「あれもこれも」と多機能を求めると迷ってしまいます。

まずは「これだけは絶対に欲しい」という機能(例:リアルタイムの位置情報確認、指定エリア通知など)を明確にし、それに合った機種を探すのが効率的です。

コツ②お財布とよく相談!予算を設定する

初期費用(本体代金)と月額料金を合わせて、6年間の総額費用を試算してみましょう。

無理なく継続できる価格帯のものを選ぶことが重要です。

キャンペーンなども上手に活用したいですね。

コツ③保護者の方が使いこなせる?操作の簡単さ

毎日利用するものなので、アプリの画面が見やすいか、設定は難しくないか、といった点も意外と重要です。

デジタル機器の操作に不安がある方は、特にシンプルな操作性のものを選ぶと安心でしょう。

コツ④ランドセルに収まる?サイズと重さもチェック!

いくら便利な機能があっても、大きすぎたり重すぎたりしてはお子さまの負担になります。

ランドセルのポケットに無理なく収まるか、重さはどの程度か、事前に確認しましょう。

コツ⑤充電は毎日できる?バッテリーの持続時間を確認!

「毎日充電するのは少し手間…」と感じる場合は、バッテリー持続時間が長いタイプを選ぶのがおすすめです。

機種によっては数日間~1か月以上持つものまでさまざまです。

ランドセルのどこに入れるのがベスト?気になる収納方法

GPS端末が決まったら、次に考えるのは「ランドセルのどこに入れるか」ですね。

専用ポケットがあれば最適!

最近のランドセルには、GPS端末の収納を想定した小型ポケットが備わっているものもあります。

そこに入れられれば紛失の心配も少ないでしょう。

なければ前ポケットやサブポケットを活用

一般的なのは、ランドセルのかぶせ(フタ)を開けたところにあるファスナー付きの「前段ポケット」や、サブポケットなどです。

落下しにくい場所を選びましょう。

「GPSケース」を後付けする選択肢も

ランドセルの肩ベルトや内側に、後から取り付けられるGPS専用ケースも市販されています。

これを利用するのも良い方法です。

注意点としては、あまり奥まった場所に入れてしまうと、緊急時にSOSボタンが押しにくかったり、GPSの電波感度に影響が出たりする可能性も考えられます。

取り出しやすさも少し考慮に入れると良いでしょう。

黒川鞄スタッフ

ランドセルによっては専用ポケットも!収納場所も使いやすさに関わってきますね。

ランドセルメーカーのスタッフから、少しだけアドバイスを♪

私たちランドセルメーカーのスタッフとしては、GPSの利便性は理解しつつも、いくつかお伝えしたいことがあります。

ランドセル本体への影響について

GPS端末自体は軽量なものが多いですが、ランドセルに入れる荷物の総重量は、お子さまの負担にならないよう気にかけてあげてください。

また、硬い端末を無理に押し込んだりすると、ランドセルの内装を傷つけたり、型崩れの原因になったりする可能性もゼロではありません。

収納方法には少し配慮いただけると嬉しいです。

まずは、ランドセル選びそのものを大切に

GPSはあくまで補助的なツールです。

何よりも大切なのは、お子さまの体にしっかりと合い、6年間安心して使える丈夫で背負いやすいランドセルを選ぶことだと考えています。

これが、安全で快適な登下校の基本となります。

(…これはメーカーとしての率直な想いです。)

黒川鞄スタッフ

ランドセル選びが一番大切!という点は、私たちも強くお伝えしたいです!丈夫で背負いやすいことが、安全な登下校の第一歩ですからね。

まとめ:安心材料の一つとして、じっくりご家族で検討を!

ランドセル用GPSについて、ご理解は深まりましたでしょうか。

「絶対に必要」とも、「全く不要」とも一概には言えないのが、GPS端末の実情かと思います。

大切なのは、GPSはあくまで「万が一のためのお守り」や「安心を得るためのツールの一つ」と捉えることです。

メリットとデメリットをよく理解し、「我が子にとって、我が家にとって、本当に必要だろうか?」「どんな機能があれば十分だろうか?」と、ぜひご家族皆さんでじっくりと話し合ってみてください。

この記事が、保護者の皆さまの心配を少しでも和らげ、楽しいランドセル選びの一助となれば、これほどうれしいことはありません。

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