「よし、これで小学校の入学準備、だいたい終わったかな…?」
「でも、なんだか何か大事なものを買い忘れているような気がして、落ち着かないのよね…」
大切なお子さまの小学校入学を前に、たくさんの学用品を揃えるのは本当に大変な作業ですよね。
リストを見ながらひとつひとつ準備しても、「本当に全部揃ったかな?」と、ちょっぴり不安な気持ちになってしまうのは、きっとあなただけではありません。
この記事では、そんなママやパパの心配な気持ちに寄り添い、学用品の「うっかり買い忘れ」を防いで、親子で安心して入学式を迎えるための、とっておきのリスト活用術や最終チェックのポイントをご紹介します!
「しまった買い忘れた!」入学準備でよくあるうっかり談
どんなに気をつけていても、なぜか起きてしまうのが「買い忘れ」。
まずは、先輩ママやパパたちも経験したかもしれない、「入学準備あるある」な買い忘れがちなアイテムや、それが引き起こすちょっぴり困った状況について見ていきましょう。
先輩ママパパも経験済み?買い忘れがちなアイテムとは
「え、これも必要だったの!?」なんて、後から気づいて慌ててしまうアイテム、意外とあるものです。
細々とした文房具 赤鉛筆や消しゴムの予備など
鉛筆や消しゴムといった基本的な文房具は、もちろん皆さん準備されると思います。
でも、意外と忘れがちなのが「赤鉛筆(または赤青鉛筆)」や、「消しゴムの予備」。
赤鉛筆は丸つけなどで使いますし、消しゴムは小さなお子さまはすぐになくしてしまったり、ボロボロにしてしまったりすることも。
予備をいくつか用意しておくと安心ですね。
その他にも、名前ペン(油性の細字と太字があると便利)なども、リストに書いていないと忘れがちです。
袋類関係 意外と種類が多い給食袋やコップ袋
レッスンバッグや体操着袋、上履き袋のほかに、給食の時に使うマットや口拭きタオルなどを入れる「給食袋」や、コップと歯ブラシを入れるための「コップ袋(歯ブラシ袋)」など、学校によっては細々とした袋類が必要になることがあります。
これらは、入学説明会で初めて知らされることも多いので、聞き逃してしまうと買い忘れに繋がります。
季節もの 体操服の長袖や水泳用品
入学準備は春先に行うことが多いので、どうしてもその時期に必要なものに意識が集中しがち。
そのため、秋以降に使う「体操服の長袖・長ズボン」や、夏になってから必要になる「水着・水泳帽・ゴーグル・プールバッグ」といった季節ものは、うっかり準備を忘れてしまうことがあります。
学校指定品 説明会で聞き逃したアレコレ
学校によっては、ノートのマス目の大きさや種類、クレヨンのメーカー、防災頭巾の素材など、細かく「指定品」が決まっている場合があります。
入学説明会でたくさんの情報が一気に伝えられるため、うっかり聞き逃してしまったり、メモを取り忘れたりして、後から「あれ?どうだったっけ?」と慌ててしまうことも。
買い忘れが引き起こすちょっぴり困った状況
「まあ、一つくらい買い忘れても大丈夫でしょ」なんて思っていると、意外と困った状況に陥ってしまうことも…。
入学式当日に慌ててお店に走る羽目に
一番避けたいのがコレですよね。
入学式の朝になって、「あ!○○がない!」と気づき、せっかくの晴れの日に慌ててお店に駆け込む…なんてことになったら、親子共々落ち着きません。
お子さまだけ持っていなくて可哀想な思いをさせてしまう
みんなが持っているのに、自分だけ持っていない。
それは、小さなお子さまにとっては、とても不安で、ちょっぴり悲しい気持ちになるものです。
そんな思いをさせてしまうのは、親としても避けたいですよね。
先生や周りのママ友に迷惑をかけてしまうことも
学校で使うものを忘れてしまうと、先生に余計な手間をかけさせてしまったり、お友達に借りることで迷惑をかけてしまったりすることにも繋がりかねません。
もう慌てない! 学用品の買い忘れを防ぐための鉄壁リスト活用術
でも、大丈夫!
これからご紹介する「鉄壁リスト活用術」を実践すれば、そんな「うっかり買い忘れ」をぐっと減らして、安心して入学準備を進めることができますよ。
まずは基本!学校からの「持ち物リスト」を徹底解読
入学準備の最も大切な羅針盤となるのが、学校から配布される「持ち物リスト」です。
これをいかに使いこなすかが、買い忘れを防ぐ最大のポイント!
入学説明会でもらうリストは隅々までチェック
入学説明会で配布されたリストは、一字一句、隅々までじっくりと目を通しましょう。
持ち物の名前だけでなく、サイズや素材、個数など、細かい指定がないかもしっかりと確認することが大切です。
不明な点は遠慮なく学校や先輩ママに質問しよう
リストを見てもよくわからない点や、どちらを選べば良いか迷うようなものがあれば、遠慮せずに学校に問い合わせたり、同じ園の先輩ママに聞いてみたりしましょう。
「こんなこと聞いても良いのかな…」なんて思わずに、早めに疑問を解消しておくことが、後々の買い忘れや買い間違いを防ぎます。
「指定品」なのか「自由購入」なのかをしっかり把握
持ち物の中には、学校でメーカーや種類が細かく指定されている「指定品」と、特に指定がなく自由に選べる「自由購入品」があります。
これをしっかりと区別して把握しておくことが、無駄な買い物をしないためにも重要です。
自分だけの「オリジナル準備リスト」を作成しよう
学校からのリストを元に、さらに自分にとって使いやすい「オリジナル準備リスト」を作成するのもおすすめです。
手書きでも、パソコンやスマホのアプリを使ってもOK!

オリジナルのリストを作ると、準備の進捗が一目でわかって安心しますよね。買うお店や予算をメモするのも、賢い方法です!
学校リストをベースにカテゴリ分けすると見やすい「文房具」「衣類・靴」「袋類」「その他(衛生用品、安全用品など)」といったように、持ち物をカテゴリ分けすると、頭の中もすっきり整理されて、何がどれだけ必要なのかが把握しやすくなります。
文房具 衣類 袋類 その他など それぞれのカテゴリの中に、具体的な品名を書き出していきましょう。
購入場所や予算も書き込めるようにしておくと便利 品名の横に、「どこで買うか(例: 100 円ショップ、文房具店、手芸店など)」や、おおよその予算を書き込めるようにしておくと、買い物がスムーズに進みます。
「購入済み」「名前つけ済み」など進捗チェック欄もつくろう リストの各品目の横に、「□購入済み」「□名前つけ済み」といったチェックボックスをつくっておくと、準備の進捗状況が一目でわかり、買い忘れや作業漏れを防ぐのに非常に効果的です。
すべてのチェックボックスが埋まった時の達成感は、なかなかのものですよ!
買い物の順番も大切! 焦らず計画的に進めるコツ
たくさんの学用品を一度に揃えようとすると、どうしても抜け漏れが起きやすくなります。
焦らず、計画的に進めるための「買い物の順番」も意識してみましょう。
まずは「ランドセル」など大きなものから早めに検討
入学準備の中でも、特に選ぶのに時間がかかり、お子さまの6年間の学校生活に大きな影響を与えるのが「ランドセル」です。
ランドセルは、人気の工房系などは早い時期に売り切れてしまうこともあるため、年長さんになる少し前から情報収集を始め、早めに検討・購入するのがおすすめです。
ランドセルが決まると他の準備もスムーズに進みやすい
一番の大物であるランドセルが決まると、なんとなく気持ち的にも落ち着いて、その後の細々とした学用品選びにも、余裕を持って取り組めるようになるものです。
入学説明会後に本格的に揃えるものが多いことを忘れずに
ノートの種類や体操服の指定など、学校からの具体的な指示がないと購入できないものもたくさんあります。
焦ってフライング購入してしまい、後で「これじゃなかった…」とならないように、入学説明会で詳細を確認してから本格的に揃える、というスタンスを忘れないようにしましょう。
消耗品(鉛筆やノート)はある程度まとめて購入もアリ
鉛筆や消しゴム、ノートといった消耗品は、入学後すぐに必要になるものです。
入学時に必要な数だけでなく、少し多めにまとめて購入しておくと、後で慌てて買い足す手間が省けて便利ですよ。
それでも心配なあなたへ 買い忘れ最終防衛ライン
リストを駆使しても、「本当に大丈夫かしら…」と心配になってしまう、そんな慎重派のあなたのために、買い忘れを防ぐための「最終防衛ライン」とも言えるチェックポイントをご紹介します。
「名前つけ」のタイミングで見直すのが効果的
購入した学用品のひとつひとつに名前をつけていく作業。
これは、実は買い忘れがないかを見直す絶好のチャンスなのです!
ひとつひとつ名前をつけながら最終確認ができる 例えば、「あれ?赤鉛筆ってリストにあったけど、買ってあったかな?」「コップ袋、用意したっけ?」というように、実際に物を手に取りながら名前をつけていくことで、「買い忘れていたもの」や「リストにはあったけど、まだ購入していなかったもの」に気づくことができます。
入学式直前の「持ち物総点検デー」を設けよう
入学式が近づいてきたら、一度「持ち物総点検デー」を設けて、お子さまと一緒に、学校へ持って行くものをすべてランドセルに詰めてみる練習をしてみましょう。
お子さまと一緒にランドセルに詰めてみる練習も兼ねて 実際にランドセルに詰めてみることで、「あ、ハンカチとティッシュ、入れ忘れてる!」「上履き袋はどこだっけ?」といった、細かな忘れ物に気づくことができます。
また、お子さま自身も、自分の持ち物を把握し、自分で準備する練習にもなりますね。
「本当に全部あるかな?」親子で指差し確認 学校のリストを見ながら、「筆箱、よし!」「鉛筆、よし!」と、親子で一緒に指差し確認をするのも、楽しくて効果的な方法です。
万が一買い忘れても大丈夫!焦らず対応する方法
もし、どんなに気をつけていても、万が一何かを買い忘れてしまっても、あまり自分を責めないでくださいね。
学校によっては少しの間貸し出ししてくれることも
例えば鉛筆一本、消しゴム一個くらいなら、先生が少しの間貸してくれたり、学校に予備があったりすることも。
まずは正直に先生に伝えてみましょう。
近くのお店ですぐに手に入るものなら慌てずに
最近では、文房具などを売っているお店もたくさんあります。
もしすぐに手に入るものであれば、入学後に気づいても、慌てずに購入すれば大丈夫ですよ。
「質の高い学用品」を選ぶことは買い忘れ防止にも繋がる?
「質の高い学用品を選ぶことが、買い忘れ防止に繋がるって、どういうこと?」
そう思われるかもしれませんね。
でも、実はちょっとした関係があるのです。
丈夫で長持ちするものは途中の買い足しリスクを減らす
質の高い学用品は、やはり丈夫で長持ちするようにつくられています。
例えばランドセル 6年間使える丈夫さがあれば安心 一番わかりやすいのがランドセルです。
質の高い、本当に丈夫なランドセルを選んでおけば、6年間、途中で壊れてしまって慌てて買い替えたり、修理に出している間に代わりのカバンを探したり…といった心配や手間が、格段に少なくなります。
「最初にしっかりとしたものを選んでおけば良かった…」と後悔するリスクを減らせるのです。
安価なものが途中で壊れて慌てて買い直すケースも… 逆に、安価なランドセルを選んだ場合、数年で型崩れしたり、金具が壊れたりして、結局途中で買い直すことになり、余計な出費と手間がかかってしまった、というケースも残念ながら少なくありません。
質の良い文房具も結果的に長く使えることが多い
鉛筆や消しゴム、はさみといった細々とした文房具も、やはり質の良いものは、使いやすくて長持ちすることが多いものです。
結果的に、頻繁に買い替える必要がなくなり、買い忘れのリスクも減るかもしれませんね。



特にランドセルのような高価なものは、「安物買いの銭失い」にならないよう、6年間安心して使える品質のものを選ぶことが大切ですね。
【まとめ】準備万端で迎える最高の入学式とお子さまの笑顔!
小学校の入学準備は、揃えるものが多くて、本当に目が回るような忙しさですよね。
でも、ひとつひとつ丁寧に、計画的に準備を進めていけば、必ず「準備万端!」と胸を張って入学式を迎えられるはずです。
この記事でご紹介したリスト活用術やチェックポイントが、あなたの「うっかり買い忘れ」を防ぎ、少しでも心穏やかに入学準備を進めるためのお役に立てたなら、こんなにうれしいことはありません。
ピカピカのランドセルを背負って、ちょっぴり緊張しながらも、希望に胸をふくらませて校門をくぐるお子さまの、最高の笑顔!
その輝く瞬間を、ぜひご家族みんなで、心からの安心とともに迎えてくださいね。