「いよいよ来年は小学生!
うれしいけれど、一体何から準備すれば良いのかしら…」
大切なお子さまの小学校ご入学、本当におめでとうございます!
期待で胸がいっぱいになる一方で、初めての小学校生活に向けて、たくさんの「必要なもの」を揃えなければならず、ちょっぴり不安を感じているパパやママも多いのではないでしょうか。
でも、大丈夫。
この記事を読めば、小学校入学までにどんなものが必要で、どんな風に準備を進めていけば良いのかがすっきりわかります。
先輩ママからのちょっとしたアドバイスも交えながら、親子で安心して入学準備を進めるためのお手伝いをさせてください。
まずは基本のキ! 「これだけは揃えたい」学習用品
まずは、学校でのお勉強に欠かせない、基本的な学習用品から見ていきましょう。
毎日使うものだからこそ、お子さまが使いやすくて、勉強が楽しくなるようなものを選んであげたいですね。
毎日使うからこそ大切! 筆記用具とノート類
鉛筆を握り、ノートに文字を書く。
そんな毎日の積み重ねが、お子さまの学びの基礎をつくります。
筆箱 シンプルなものが学校推奨の場合も
筆箱は、お子さまの好きなキャラクターものを選びたい気持ちもわかりますが、学校によっては「授業に集中するため、キャラクターものは避けてください」と、シンプルな箱型の筆箱を指定されることもあります。
マグネットで開閉するタイプが一般的ですが、ファスナータイプのものもありますね。
入学説明会で確認してから購入するのが安心です。
鉛筆 濃さ(2Bなど)や本数も確認を
小学校低学年では、まだ筆圧が弱いお子さまでも楽に書けるように、B や 2B といった少し濃くてやわらかい芯の鉛筆を指定されることが多いです。
筆箱の中に、鉛筆は5〜6本程度、赤鉛筆も1〜2本用意しておきましょう。
名前を書くスペースがあるものや、転がりにくい六角形や三角形のものがおすすめです。
消しゴム よく消えるものを選んであげよう
消しゴムは、お子さまが「間違えちゃった!」という時に、きれいに消せるものが一番。
キャラクターものの可愛い消しゴムもたくさんありますが、まずは「よく消える」という機能性を重視してあげたいですね。
小さなお子さまでも持ちやすく、軽い力で消せるものが良いでしょう。
下敷きと定規 意外と出番が多いアイテム
下敷きは、ノートに文字を書く時に、下のページに跡がつくのを防いだり、書き心地を良くしたりするために使います。
無地のものや、透明で下に敷いたものが見えるタイプが便利です。
定規は、線を引いたり長さを測ったりと、算数の時間などで意外と出番が多いもの。
15cm 程度の短いものが、筆箱にも入れやすく、お子さまも扱いやすいでしょう。
学習ノート 学校指定のマス目や種類があるかチェック
国語や算数など、教科によって使うノートの種類が異なります。
マス目の大きさや行数など、学校から指定がある場合が多いので、必ず入学説明会で確認してから購入しましょう。
最初は、どのノートに何を書くのか、お子さまが混乱しないように、表紙に大きく教科名を書いてあげるのも良いですね。
お子さまから急に「明日使うのにノートがなくなった」と言われることもあるため、あらかじめ余裕を持って準備しておくと良いでしょう。
お道具箱の中身も充実させよう! 図工や生活科で使うもの
図画工作や生活科の授業では、筆記用具以外にもさまざまな道具を使います。
これらは、お道具箱に入れて学校に置いておくことが多いですね。
はさみ のり クレヨン 色鉛筆 粘土など
お子さまが安全に使えるように、刃先が丸くなっているはさみや、キャップ付きののりを選びましょう。
クレヨンや色鉛筆は、色の種類がたくさんあるものだと、お子さまの創作意欲も湧きますね。
粘土や粘土板、粘土ケースなども必要になります。
学校によっては一括購入や指定品があることも
これらの多くは、学校で一括購入したり、メーカーや種類が指定されたりする場合もあります。
焦って個人で購入する前に、必ず入学説明会での指示を確認するようにしましょう。
学校生活を快適に! 身の回りのものと袋類
学習用品だけでなく、学校生活を快適に、安全に過ごすための身の回りのものや、たくさんの持ち物を整理して運ぶための袋類も、たくさん必要になります。
毎日身につけるものだからこそこだわりたい
毎日身につけるものは、お子さまが気持ちよく過ごせるように、素材やサイズ感にもこだわってあげたいですね。
上履きと体育館シューズ サイズはこまめに確認を
上履きや体育館シューズは、お子さまの足に合ったサイズのものを選んであげることが何よりも大切です。
小さすぎると足の成長を妨げてしまいますし、大きすぎると脱げやすくて危険です。
お店でちゃんと足のサイズを測ってもらい、定期的にサイズアウトしていないか確認してあげましょう。
マジックテープで留めるタイプや、ゴムバンドのついたバレエシューズタイプなどがあります。
体操服 季節に合わせて洗い替えも必要
体育の授業で使う体操服。
半袖半ズボンが基本ですが、寒い時期には長袖長ズボンのジャージが必要になることもあります。
汗をたくさんかくので、洗い替え用に2枚ずつ用意しておくと安心ですね。
学校によっては、指定の体操服がある場合もあります。
ハンカチとティッシュ 毎日持っていく習慣を
ハンカチとティッシュは、エチケットとして毎日必ず持たせたいもの。
自分で手を洗った後や、鼻をかむ時などに使います。
お子さまが自分でポケットから出し入れしやすいように、小さめのものを選んであげると良いでしょう。
移動ポケットもあると便利ですよ。
通学帽子 安全のためにも指定のものを
多くの小学校では、通学時の安全のために、1年生は黄色い帽子など、通学帽子が指定されています。
これは、車の運転手からお子さまが見えやすくなるように、という大切な役割があります。
意外と多いぞ! 手づくりも?さまざまな袋類
教科書やノートを入れるランドセル以外にも、学校生活ではさまざまな袋が必要になります。
レッスンバッグ(手提げ袋)体操着袋 上履き袋
図書室で借りた本や、学期末に持ち帰るお道具箱などを入れるためのレッスンバッグ(手提げ袋)。
体操服を入れるための体操着袋。
上履きを入れるための上履き袋。
これらは、入学準備の定番アイテムですね。
給食袋 コップ袋 歯ブラシ袋など学校によっていろいろ
給食当番の時に使う給食着を入れる袋や、給食で使うマットやタオルを入れるための小さな袋など、学校によってはさらに細々とした袋物が必要になることもあります。
これらの多くは、入学説明会でサイズなどが指定されることが多いので、慌てて準備せず、指示を待ってから用意しましょう。
手づくりを指定される場合もあるので、裁縫が苦手なママはちょっぴりドキドキするかもしれませんね。

手作りの袋物は愛情がこもっていて素敵ですが、最近は可愛い市販品もたくさんあります。無理せず、親子で準備を楽しんでくださいね。
忘れていませんか?その他にもあると安心なもの
基本的な学習用品や身の回りのもの以外にも、「これもあると安心だな」「あると便利だな」というアイテムがいくつかあります。
安全と健康を守るためのアイテム
何よりもまず、お子さまの安全と健康を守るための準備は万全にしておきたいですね。
防犯ブザー すぐに使える場所につけてあげよう
万が一の時に、大きな音で周囲に助けを求めることができる防犯ブザー。
これは、ぜひ持たせてあげたいお守りのようなアイテムです。
ランドセルの肩ベルトなど、お子さまがとっさの時にすぐに手を伸ばして鳴らせる場所に付けてあげましょう。
そして、定期的におうちで鳴らし方の練習をしておくことも大切です。
水筒 季節や活動に合わせてサイズを選んで
特に夏場や体育のある日など、水分補給は欠かせません。
水筒は、お子さまが自分で開け閉めしやすく、洗いやすいものを選んであげましょう。
季節や活動内容に合わせて、容量の違うものをいくつか用意しておくと便利です。
雨具(傘やレインコート) 置き傘も便利かも
雨の日の通学も、安全に気をつけたいもの。
お子さまが自分で扱える長さや重さの傘、そして、動きやすいレインコートを用意しておきましょう。
学校に置き傘をしておくと、急な雨の時にも安心ですね。
マスクや除菌グッズ 衛生管理も大切に
感染症対策として、マスクや携帯用の除菌ジェル、除菌シートなども、必要に応じて持たせてあげると安心です。
あると便利!お名前つけグッズやその他
たくさんの持ち物に名前を書くのは、本当に大変な作業です。
そんな時に役立つ便利グッズも活用しましょう。
お名前シールやスタンプ 大量の記名に大活躍
算数セットの小さなブロックひとつひとつに手書きで名前を書くのは、想像するだけでも気が遠くなりますよね。
そんな時には、お名前シールやお名前スタンプが大活躍!
サイズもいろいろあるので、持ち物に合わせて使い分けると便利です。
アイロンで接着できる布用のお名前シールも、体操服などに重宝しますよ。
防災頭巾 学校からの指示があれば
地震などの災害時に頭を守るための防災頭巾。
学校によっては、用意するように指示がある場合があります。
普段は椅子の座布団として使えるカバーとセットになっているものが多いですね。
小学校生活の「顔」とも言える特別な持ち物
さて、ここまでいろいろと必要なものを見てきましたが、小学校生活において、お子さまの「顔」とも言える、6年間という長い時間を毎日一緒に過ごす、本当に特別な持ち物がありますよね。
6年間の相棒!「ランドセル」選びは最重要ミッション
そう、それはピカピカの「ランドセル」!
たくさんの教科書やノート、大切なプリント、そして時にはお弁当や水筒まで、お子さまの学びと成長に必要なものをすべて詰め込んで、毎日学校へ運ぶための、かけがえのない相棒です。
なぜランドセル選びはこんなにも大切なの?
考えてみてください。
6年間、雨の日も風の日も、暑い日も寒い日も、一日も欠かさず使うもの。
そして、お子さまの小さな体に直接触れ、その成長にも影響を与えるかもしれないもの。
だからこそ、ランドセル選びは、数ある入学準備の中でも、特に慎重に、愛情を込めて行いたい「最重要ミッション」と言えるのではないでしょうか。
早めの準備がカギ「ラン活」っていつから始める?
最近よく耳にする「ラン活」という言葉。
これは「ランドセル活動」の略で、お子さまにぴったりのランドセルを見つけるために、情報収集をしたり、お店を見に行ったりすることを指します。
人気の工房系ランドセルなどは、早い時期に完売してしまうこともあるため、年長さんになる少し前、だいたい年中さんの秋頃から情報を集め始め、年長さんの春から夏にかけて購入するご家庭が多いようです。
「質の高いランドセル」が小学校生活にもたらすもの
「ランドセルなんて、どれも同じじゃないの?」
そう思われるかもしれません。
でも、実は「質の高いランドセル」を選ぶことには、お子さまの6年間の小学校生活を、より快適に、より豊かに、そして、より安全にするための、たくさんの素晴らしいメリットが隠されているのです。
毎日の通学を快適に!「体にやさしい」ということ
質の高いランドセルは、何よりもまず、お子さまの体のことを第一に考えてつくられています。
人間工学に基づいて設計された肩ベルトや背あては、驚くほど体にフィットし、ランドセルの重さを効果的に分散してくれるため、体感ではとても軽く感じられます。
「ランドセルが重たいから学校に行きたくないな…」なんてことになったら悲しいですよね。
快適な背負い心地は、お子さまの「今日も学校で頑張ろう!」という前向きな気持ちを、そっと後押ししてくれるはずです。
大切な教科書を守り抜く!「丈夫さ」という信頼感
質の高いランドセルは、選び抜かれた丈夫な素材と、熟練した職人さんの確かな技術からつくられています。
雨に濡れても安心な撥水加工、傷がつきにくい特殊な表面加工、何より、たくさんの荷物を入れても型崩れしにくい頑丈なつくり。
これらは、6年間という長い間、大切な教科書やノートをしっかりと守り、お子さまが安心して学びにむかうための、大切な「信頼感」に繋がります。
安全への配慮も万全!「機能性」で見守る通学路
質の高いランドセルには、お子さまの安全を守るための、目には見えにくいけれど重要な機能もたくさん備わっています。
車のライトに当たるとキラリと光る反射材が、ランドセルの前後左右や肩ベルトなど、効果的な位置にしっかりと付けられていたり、荷物が多くても、左利きでも右利きでも使いやすいよう両サイドにナスカンが付けられていたり。
こうした細やかな配慮が、お子さまの毎日の安全な通学を、陰ながら見守ってくれるのです。
「これが私のランドセル!」愛着と自信を育むデザイン
質の高いランドセルは、機能性だけでなく、見た目の美しさやデザイン性にも優れています。
シンプルでありながらも品があり、細部にまでこだわりが感じられるデザイン。
上質な素材が持つ独特の風合い。
そんな「本物の魅力」に触れることは、お子さまの豊かな感性を育み、「これが私のランドセルなんだ!」という愛着と、ちょっぴり誇らしい自信を与えてくれることでしょう。
準備は計画的に! 入学説明会後の本格準備と早めの情報収集
さて、たくさんの必要なものを見てきましたが、これらすべてを一度に準備するのは大変ですよね。
大切なのは、計画的に、そして慌てずに進めることです。
慌てないための段取りと先輩ママからのアドバイス
多くの学用品は、秋以降に開かれる「入学説明会」で、学校から具体的な指示があってから本格的に準備を始めるのが一般的です。
焦って先に購入してしまうと、学校指定のものと違っていた…なんてことにもなりかねません。
ただし、ランドセルのように、選ぶのに時間がかかったり、人気のものは早くなってしまったりするものについては、早めに情報収集を始め、検討しておくのがおすすめです。
先輩ママたちの体験談を聞いてみるのも、とても参考になりますよ。
【まとめ】必要なものを揃えて親子で笑顔の入学式を!
小学校入学準備は、揃えるものが多くてちょっぴり大変かもしれませんが、それは同時にお子さまの大きな成長を間近で感じられる、かけがえのない時間でもあります。
ひとつひとつ丁寧に準備を進める中で、お子さまの「もうすぐ小学生になるんだ!」という期待感も、どんどんふくらんでいくことでしょう。
この記事が、皆さまの入学準備の一助となり、親子でニッコリ笑顔の入学式を迎えられることを、心から願っています!