お子さまの小学校入学、本当に楽しみですね。
わくわくする気持ちでいっぱいだと思います。
でも、その一方で「入学準備って、何から手をつけたら良いんだろう?」
「本当にいる物ってどれ?」なんて、少し不安に感じているママやパパもいらっしゃるかもしれませんね。
この記事では、年長のお子さまを持つ保護者の方が安心して準備を進められるように、小学校入学までに用意しておきたい物をリストにまとめました。
それから、いつ頃から準備をスタートすれば良いかの目安になる年間スケジュールや、あとで「こうすれば良かった!」と後悔しないための、「本当に必要な物」を見極めるちょっとしたコツもご紹介します。
これを読めば、入学準備の全体像がきっと見えてきて、安心して一歩を踏み出せるはずですよ。
いつから何をする? 入学準備の年間の予定
入学準備は、焦らず計画的に進めるのがポイントです。
だいたい、いつ頃に何をするのか、大まかな流れを掴んでおきましょう。

入学準備は計画性が大切ですね。特にランドセル選びは早めのスタートが肝心です!
年長さんの春から夏は情報集め! 一番大切な「ランドセル」選びは終わっていますか?
まず、入学に関する情報を集めることから始めましょう。
周りの先輩ママに話を聞いてみたり、インターネットでいろいろ調べてみたりするのも良いですね。
そして、この時期には一般的に「ラン活」は終わっているかと思います。
もしまだの方がいらっしゃいましたら、早めに購入しておきましょう。
ある程度の価格帯以上の人気ランドセルは間に合わない可能性があります。
年長さんの秋から冬は、就学時健診と入学説明会があります。
お住まいの自治体から案内が来たら、就学時健診を受けましょう。
秋以降になると、入学する予定の小学校で入学説明会が開かれます。
ここで、学校で使う物や準備について詳しい説明があるので、必ず参加してくださいね。
年長さんの1月から3月は、いよいよ学用品の購入と最後のチェック!
入学説明会でもらった資料をもとに、本格的に学用品を買い揃えていきます。
ひとつひとつ名前を書くのも忘れずに。
持ち物リストを見ながら、買い忘れがないか、全部準備できたか、最後にしっかりチェックしましょう。
そして4月、待ちに待った入学式です!
全ての準備が整ったら、親子でニッコリ笑顔の入学式を迎えましょうね。
これで完璧!小学校入学準備「本当に必要な物」チェックリスト
入学説明会に行くと、「これを入学までに用意してくださいね」と書類等で案内されることが多いですが、事前にどんな物が必要か知っておくと、気持ちに余裕ができますよね。
一般的な準備物をリストにしてみました。
もちろん、ご家庭や学校によって必要な物は少しずつ違うので、必ず学校からの案内をしっかり確認してください。



学校からの指定を確認しつつ、手作りできるものはチャレンジしてみるのも、親子の良い思い出になりますよ。
勉強に使うもの
- 筆箱(キャラクターものはダメな学校もあるので、シンプルなものが安心かも)
- 鉛筆(2B か B を指定されることが多いです。名入れしておくと便利ですよ)
- 赤鉛筆・青鉛筆
- 消しゴム(よく消えるものを選んであげたいですね)
- 下敷き
- 定規
- 学習ノート(学校指定のマス目のノートなどがあります)
- お道具箱
- はさみ(お子さまの手に合って、安全に使えるものを)
- のり(スティックタイプや液体タイプなど、使いやすいものを)
- 色鉛筆やクーピー
- クレヨンやパス
- 粘土と粘土板
- 算数セット(学校でまとめて買うことも多いです)
- 鍵盤ハーモニカ(これも学校でまとめて買う場合があります)
袋やバッグ類
- 図書バッグ、音楽バッグ(手提げの袋ですね)
- 体操着袋
- 上履き袋
- 給食袋やコップ袋(給食があるか、どんなスタイルかによって変わります)
服や身につけるもの
- 通学帽(学校で決まっていることも)
- 上履き
- 体育館シューズ(学校で指定されることもあります)
- 体操服(季節ごとに用意。これも学校で決まっていることが多いです)
- ハンカチ・ティッシュ
- 移動ポケット(ハンカチやティッシュを入れるのに、あると便利です)
その他の持ち物
- 通学用の服や靴、靴下(動きやすくて安全なものを選んであげましょう)
- 水筒
- 防災頭巾とカバー(学校で指定される場合があります)
- 傘(お子さまが自分で開いたり閉じたりしやすいものを)
- お名前シールやスタンプ(たくさんの持ち物に名前を書くのは大変!これがあると助かります)
- 防犯ブザー
たくさんある準備品の中でも、「質」にこだわりたいものは? 6年間使うものを選ぶときのちょっとしたヒント
準備するものはたくさんありますが、特に「毎日使うもの」や「長い間使うもの」は、少しだけ選び方の視点を変えてみるのはどうでしょうか。
6年間の大切なパートナー「ランドセル」。本当に大事にしたいポイントって何だろう?
年間の準備スケジュールでもお話ししましたが、ランドセルは小学校生活の6年間、晴れの日も雨の日も、毎日お子さまと一緒に時を刻む、本当に大切なパートナーです。
見た目のデザインや好きな色はもちろん大事。
でも、それ以上に「本当に必要な使いやすさや丈夫さ」をしっかり見極めることが、あとで「このランドセルにして良かった!と思える選び方の秘訣です。



6年間を共にするランドセルだからこそ、デザインだけでなく、お子さまの体に合った「質」を確かめることが、私たち職人の願いでもあります。
お子さまの体への思いやり「背負いやすさ」と「軽さ」の本当の意味
ただ「軽い」というだけではなく、成長期のお子さまの体に負担がかかりにくいように工夫されているか(例えば、体にしっかりフィットする背カンや肩ベルト、背中のクッションの具合や風通しの良さなど)をチェックしてあげてください。
実際に背負ってみて、お子さまが「これ、楽ちん!」って感じるものが一番です。
「丈夫さ」だけじゃない! 素材が教えてくれる「本物の良さ」と「愛着」
教科書や荷物を入れると、ランドセルには私たちが思う以上に重さがかかります。
そのため、型崩れしにくく、傷や水にも強い丈夫な素材であることは、とても大切です。
でも、それだけではなく、質の良い素材には、なんとも言えない風合いややさしい手触りがあって、使えば使うほど「好きだな」って気持ちが育ってくるものです。
6年間ずっと使うからこそ、素材が持っている「本物の良さ」にも、ちょっと目を向けてみませんか。
そんなこだわりが、お子さまが物を大切にする心を育む素敵なきっかけになるかもしれません。
「丁寧なつくり」がくれる6年間の安心感!先輩ママたちの声に耳を傾けて
「最初はちょっと高いかな?と思ったけど、6年間使ってみて、本当にしっかりしたつくりのものを選んで良かった!」なんて声は、多くの先輩ママたちからよく聞かれます。
細かいところまで丁寧につくっているランドセルメーカーは、もしもの時の修理や保証がしっかりしていることも多いです。
6年間、安心して使い続けられる「確かな品質」は、長い目で見ると、実はとてもお得なことなのかもしれませんね。
質の高いランドセルは、単に「値段が高いもの」というわけではありません。
お子さまの6年間を気持ちよく、安全に支えるための使いやすさと品質、そして、「大切に使ってほしい」というつくり手の想いがギュッと詰まった、「特別な学用品」なんだと思います。
その他にもある!長く使う学用品を選ぶときのヒント
ランドセル以外にも、例えば学習机や辞書なんかも長く使うものですよね。
これらも、パッと見た値段だけではなく、丈夫さや使いやすさ、お子さまの成長に合わせて調整できるか、といった視点で選ぶと良いでしょう。
モノだけじゃない!入学前に親子で始めたい「生活・学習・心」の準備
持ち物の準備と並行して、生活習慣や心の準備も大切です。
- 早寝早起き、朝ごはんをしっかり食べる習慣をつけましょう。
- 自分のことは自分でする練習(着替え、持ち物の準備など)を少しずつ。
- 通学路を一緒に歩いて、危険な場所がないか確認し、交通ルールを教えましょう。
- ひらがなの読み書きや簡単な数の理解など、焦らずお子さまのペースに合わせて興味を引き出すようにサポートしましょう。
- 小学校生活への期待感が高まるような会話を心がけ、不安な気持ちがあればやさしく寄り添いましょう。
【まとめ】大変だけど楽しい入学準備!親子で笑顔の春を迎えよう
小学校の入学準備は、揃えるものが多くて大変だと感じるかもしれません。
しかし、それは同時に、お子さまの成長を間近で感じられる貴重な時間でもあります。
ひとつひとつ丁寧に準備を進める中で、お子さまの「小学生になるんだ!」という自覚も芽生えてくるでしょう。
この記事が、皆さんの入学準備の一助となれば幸いです。
そして、ご家族とお子さまにとって、毎日が楽しくなるような、最高のランドセルが見つかることを心から願っています。



入学準備、本当にお疲れ様です。この記事が、親子の笑顔あふれる春を迎えるための、ささやかなお手伝いになれば嬉しいです!