2026年4月ご入学者さま向けランドセルご注文受付終了しました

ラン活はくだらないしあほらしい?後悔しないための“頑張らない”ランドセル選び

小学校入学を控えたお子さまを持つご家庭なら誰もが通る「ラン活」。

これは単なるランドセル選びではなく、お子さまの小学校生活を左右する大切なイベントです。

しかし、多くの方がラン活を面倒や無意味だと感じてしまうことも事実。

この記事では、ラン活の必要性と、ラン活に対する一般的な誤解について解説し、よくある失敗談を通じて、ラン活をスムーズに進めるコツをご紹介します。

目次

ラン活はなぜ必要なのか

黒川鞄のクリームカラーのランドセルを背負う子どもと支える母親。

ランドセル購入のために行う活動、通称「ラン活」は、お子さまが小学校で毎日使うランドセルを選ぶための大切なイベントです。

ランドセルは、お子さまの好みや学校の指定、体格に合わせて選ぶ必要があり、毎日の学校生活をサポートするため、ただのカバンよりも慎重に選ばなければなりません。

安全に書類や学用品を運べるだけでなく、子どもの安全を守り、成長を支える良き相棒としての役割も果たします。

ラン活がバカバカしい・どうでもいいと思う人

土手・丘の上で寂しそうに落ち込みながら教科書を読む女の子とランドセル。

ラン活に対して否定的な意見を持つ方も少なくありません。

しかし、ラン活はお子さまの6年間もの長い学校生活に影響がありますから、しっかりと時間をかけて取り組むべきなのではないでしょうか。

ランドセル選びに失敗して、悲しい思いをするのは大切なお子さまかもしれません。

ラン活でのマウンティングがめんどくさい

たしかに、ラン活中に他の親と比較したり、逆に比較されてしまう「マウンティング」は疲れるものです。

しかし、他人の意見や選択に振り回されることなく、自分のお子さまにとって何がベストかを考えることが大切です。

ランドセルは長い小学校生活を共にするとても大切なアイテムですから、選ぶ際にはお子さまの意見にしっかりと耳を傾けてあげましょう。

ラン活に意味がないと感じている

一部ではラン活を単なる時間のムダと考える声もありますが、適切なランドセル選びは、お子さまの健康を守るためにも重要です。

お子さまに合わないランドセルは、肩こりや背中、腰の痛みを引き起こす可能性があり、それを避けるためにもラン活は必要なのです。

お子さまの体を守るためのラン活に、意味がないなんてことはありません。

ラン活が親のエゴだと感じている

たしかに、親が自分の好みでランドセルを選ぶことはありますが、最終的にはお子さまが使うもの。

親がリードすることも大切ですが、お子さまの意見を尊重して、一緒にランドセルを選ぶ過程を楽しむことが、ラン活を有意義なものに変えるためのポイントです。

ラン活での失敗やトラブル

ラン活のトラブルに悩むお母さん。母親。

ランドセル選びは、予想外のトラブルに直面することも少なくありません。

これらの一般的な失敗やトラブルをあらかじめ知っておくことで、ラン活をより効率的に、そして快適に進める方法を見つけることができます。

ラン活にで遅れて欲しいランドセルが買えない

ラン活は早めに行わないと、人気のあるランドセルはすぐに売り切れてしまうことがあります。

事前のリサーチ不足や選択を先延ばしにすると、お子さまが気に入ったランドセルを手に入れるチャンスを逃してしまうかもしれません。

「ラン活なんて」とないがしろにしていると「良いランドセルが全然手に入らない…」なんてこともあり得ます。

「弊社でも、毎年4月頃からお電話でのお問い合わせが急増し、『あのモデルはまだありますか』というお声を多くいただきます。

ですが人気モデルは4月には確実に売り切れてしまいます。

ラン活のスタートが遅すぎて納期が間に合わない

ランドセルの注文は、特に少量生産で人気のメーカーやモデルの場合、数ヶ月先、場合によっては一年先まで予約が埋まってしまうことがあります。

ラン活の開始が遅れると、希望するランドセルが入学までに間に合わない可能性が高まります。

入学式に間に合うよう、早めの行動をおすすめします。

弊社、黒川鞄工房でも、入学式が近づくと購入時期が遅くなったご家族の方から「本当に大丈夫か、間に合うのか」という問合せを頻繁にいただきます。

弊社のランドセルに限らず、納期でヤキモキしないためにも、早めにラン活を開始し、余裕を持って購入することをおすすめします。

ラン活のスタートが早すぎた

逆に、あまりにも早くからラン活を始めてしまうと、お子さまの成長により好みが変わる可能性があります。

ご存じの通り子どもの成長はとても早いため、急に好みも変わる可能性があるのです。

またランドセルは6年間使うものですから、上級生になった時でも使えるデザインであることを考慮してお子さまをリードしてあげましょう。

適切なタイミングでラン活を開始することが、最終的にお子さまが満足するランドセルを選ぶ鍵となります。

必要以上のラン活で疲れた

ラン活に熱中しすぎると、情報収集や店舗訪問が多くなり過ぎて疲れてしまうこともあります。

ラン活は重要ですが、過度なプレッシャーやストレスを感じるようであれば、一度立ち止まり、優先事項を見直すことが大切です。

また、ラン活はご家族で協力し合い、本来は楽しむべき時間であることを思い出しましょう。

ラン活の成功のために

桜の木の下で笑う新一年生の男の子と女の子。ラン活に成功!

ラン活を成功させるためには、計画的に行動することが重要です。

ここでは、ラン活をスムーズに進めるための具体的なアドバイスをご紹介します。

ラン活開始の適切な時期を知る

ラン活を始める最適なタイミングは、お子さまが小学校に入学する約1年と少し前です。

より具体的には年中さんの9月ごろが適切でしょう。

この時期に始めることで、じっくりとランドセルを選び、注文が多くなる時期を避けて余裕を持って準備ができます。

また、早すぎず遅すぎないタイミングが、後のトラブルを避けるポイントになります。

ネットで候補を絞る

ランドセルメーカーは国内外に数多く存在し、すべてのお店を見て回るのは現実的ではありません。

そこで重要になるのが、インターネットを活用した事前の情報収集です。

各メーカーの公式サイトでは、デザインや機能はもちろん、その工房が何を大切にしてランドセルを作っているのかという*「哲学」まで知ることができます。

いくつかの公式サイトやカタログを見比べる中で、「この工房の考え方、好きだな」と思える候補を2〜3社に絞り込む。

それだけで、その後の店舗訪問が非常に効率的かつ有意義なものになります。

実際に背負いに行く

ネットで情報を得た後は、気に入ったメーカーの店舗に行き、お子さまにランドセルを背負ってもらうことが重要です。

実物を見て触れることで、質感やフィット感を確かめることができ、お子さま自身が快適に感じるランドセルを選ぶことができます。

逆にネットだけで完結すると、思っていた背負い心地と違う可能性が高く、後悔に繋がることもあります。

メーカーを絞り込んだら、必ず背負い心地を確かめるようにしてください。

スペック上の軽さも大切ですが、より重要なのは「体へのフィット感」です。

「情報戦」ではなく「本質」で選ぶ

ラン活がくだらないと感じる大きな原因は、流行やSNSの情報に振り回される『情報戦』に疲れてしまうからです。

私たち作り手が考える“良いランドセル”とは、一過性のデザインや希少性ではなく、6年間という長い時間、お子さまの体に優しく、飽きずに愛せる道具としての『本質』を備えたものです。

情報から一度離れ、親子で『自分たちにとって一番大切なことは何か』を話し合うことが、くだらないラン活から抜け出す第一歩です。

\「ラン活、くだらない」で、終わらせません/

過剰な情報戦に振り回される必要はありません。

大切なのは、6年間という長い時間、お子さまが本当に愛着を持って使える一本を見つけること。

黒川鞄工房が考える「本質的なランドセル選び」を知ってください。

>>シンプルで飽きのこないラインナップを見る

よくある質問

ラン活が「くだらない」と感じてしまうのは、なぜでしょうか?

年々早まる開始時期や、SNSでの過剰な情報戦、周囲との比較などにより、本来の目的である「お子さまのためのカバン選び」が見えにくくなっているからです。本質から外れたブームに違和感を覚えるのは、自然なことです。

ラン活に乗り遅れたら、良いランドセルは買えませんか?

そんなことはありません。特定の超人気モデルは早期に完売することもありますが、多くの工房やメーカーでは、品質の高い定番モデルを入学に間に合う時期まで用意しています。焦らず、ご自身のペースで選ぶことが大切です。

結局、ラン活で一番大切なことは何ですか?

親子でじっくり話し合い、6年間愛着を持って使えると納得できる一本を選ぶことです。流行や情報に振り回されず、「自分たち家族の価値観」を軸に選ぶことが、後悔しないための最大の秘訣です。

まとめ

佐倉の木の下で抱き合う親子。ラン活で購入した黒川鞄のキャメルのランドセルを背負っている。

ラン活は、単にランドセルを購入するという以上の意味を持ちます。

お子さまの健康や学校生活をサポートするためには、体に合っていることや好みの素材、デザイン、色であることなどが適切なランドセル選びでとても重要です。

失敗談やトラブルを避け、成功に導くためにも、本記事のポイントを参考に、計画的かつ楽しくラン活に取り組んでみてくださいね。

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この記事を書いた人

創業1965年、熟練の職人が一つひとつ手作りで仕上げるランドセル工房です。これまで50年以上にわたり、数多くのお子様の6年間に寄り添ってまいりました。長年の経験とお客様からのお声を元に、最新のランドセル情報をお届けします。

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