2026年4月ご入学者さま向けランドセルご注文受付終了しました

ランドセルの名前はどこに書く?防犯対策で安全な場所を工房が解説

お子さまのランドセルに名前や住所、電話番号を入れるべきかどうか、悩むご家族も多いのではないでしょうか。

安全性や実用性を考慮しながら、以下の点を踏まえて検討しましょう。

この記事では、ランドセルへの「名前の書き方」や防犯上の注意点について詳しく解説します。

ランドセルの「各パーツの名称」についてお探しの方は、こちらの記事をご覧ください。

目次

ランドセルに名前を書く必要性とは?

ランドセルに名前を書くことには、いくつかの理由があります。

お子さまの安全や便利さを考慮して、名前を入れるかどうかを決めましょう。

①学校でルール化されている場合がある

一部の小学校では、ランドセルに名前を書くことが推奨されていたり、ルールとして定められている場合があります。

特に、新入生の持ち物管理をしやすくするために、名前を記入することが求められることが多いです。

お子さまが名前を書いて管理する方法を学ぶための一貫とも言えます。

②他人のランドセルと間違うおそれがある

学校生活では、多くの生徒が同じようなランドセルを持っています。

そのため、自分のランドセルを他の生徒のものと間違えることがあるかもしれません。

名前を記入しておくことで、このような間違いを防ぐことができます。

実際に黒川鞄工房に投稿いただいた体験談の中に、お友達のランドセルと入れ替わった状態で持ち帰った微笑ましいエピソードもありました。

このエピソードでは、お友達だったから良いものの、万が一知らない人と入れ替わってしまった場合は苦労してしまうかもしれません。

③いざという時に役立つ可能性がある(忘れ物・迷子)

ランドセルに名前や連絡先を記入しておくことで、忘れ物をした際やお子さまが迷子になった場合に、迅速に対応できることがあります。

特に、ランドセルを置き忘れてしまった場合でも、名前や連絡先が書かれていれば、拾ってくれた方が連絡を取りやすくなります。

お子さまは大人の想像のはるかに上をいく忘れ方をしたりします。

子どものころにご自分でも経験された方がいらっしゃるかもしれませんね。

ランドセルの名前はどこに書くべきか

名前を書くことが重要ですが、書く場所についても注意が必要です。

安全面を考慮して、以下のポイントを参考にしてください。

大きく見える場所には書かない(犯罪・誘拐の防止)

ランドセルの外側に大きく名前を書いてしまうと、他人に簡単に見られてしまいます。

これにより、悪意を持った人に名前を知られるリスクが高まり、誘拐や犯罪のリスクが増します。

冠(かぶせ)などの外側の見える位置には名前を書かないようにしましょう。

ランドセルに付属のネームタグ・名前カードに書く

多くのランドセルには、ファスナーポケットの窓などにネームタグや名前カードが付属しています。

これらのタグに名前を書くことで、他人からは見えにくく、必要な場合には確認できるようにすることができます。

ランドセルのかぶせの裏など内側に書く

名前を書く場所として、ランドセルの冠(かぶせ)の裏や内側もおすすめです。

この場所なら、ランドセルを開けないと名前が見えないため、安全性が高まります。

また、冠(かぶせ)の裏に名前を書いておくと、紛失した際にもすぐに誰のものかがわかります。

ただし、使い終わった後に寄付する予定があるのであれば、後で消せるようにしておいた方がよいです。

名前以外で自分のランドセルを識別する方法

お子さまのランドセルを他のお子さまと区別するためには、名前以外の方法も検討すると良いでしょう。

以下の方法を参考にしてください。

①ネームタグ – 個性を出せる一番手軽な方法です –

ランドセルに付属しているネームタグや、市販のかわいいネームタグを利用すると良いでしょう。

個性的なデザインのネームタグを選ぶことで、お子さまのランドセルが一目でわかります。

②キーホルダー – お子様の好きなキャラクターで愛着が湧きます –

お子さまの好きなキャラクターや動物のキーホルダーをランドセルに付けることで、簡単に識別できます。

複数のキーホルダーを付けることで、さらに個性を出すことができます。

黒川鞄工房でも購入者特典にオリジナルの素敵なチャームを準備しております。

③プロテクションカバー – ランドセル本体の保護も兼ねられて一石二鳥です –

ランドセル用のプロテクションカバーもおすすめです。

さまざまなデザインや色のカバーがあり、お子さまの好みに合わせて選ぶことができます。

カバーを付けることでランドセルの保護にもなります。

黒川鞄工房では、反射材付きで安全なプロテクションカバーもご用意しております。

④シールなど – 内側にこっそり貼る、自分だけの秘密の目印になります –

ランドセルの内側や目立たない部分に、お子さまが好きなシールを貼るのも一つの方法です。

シールは簡単に剥がせる物を選んでおけば、気軽にデザインを変えることができます。

ランドセルに入れる名前の表記は漢字?ひらがな?

お子さまの名前をランドセルに記入する際、漢字かひらがなで表記するかは重要なポイントですが、基本的にはひらがなが適しています。

特に低学年のお子さまにはわかりやすく、安全面でも安心です。

原則ひらがなと考え、学校指定の記載方法に合わせましょう。

ランドセルには住所や電話番号も書くべき?

ランドセルに住所や電話番号を記入するかどうかは、以下の点を考慮して判断しましょう。

①学校の指定に従う

多くの学校では、ランドセルに記入する情報についての指示がある場合があります。

学校のルールに従って記入することが基本ですが、電話番号まで記載を求められることはほとんどありません。

②もしもの事態のために書いておく(事故時の対応など)

万が一の事故やトラブルの際に、住所や電話番号が記入されていると迅速な対応が可能です。

特に低学年のお子さまの場合、保護者への連絡がスムーズになります。

③犯罪防止のために書かない選択肢も

一方で、個人情報が外部に漏れるリスクもあります。

特にランドセルの外側に住所や電話番号を書くことは避け、内側やネームタグに記入する方法を検討しましょう。

まとめ

FAQ

ランドセルに名前は書かない方がいいですか?

防犯のため、ランドセルの外側から見える場所には書かない方が安全です。しかし、紛失防止のために内側に書くことは推奨されます。かぶせ(フタ)の裏側や、付属の名前カードなどを活用しましょう。

ランドセルの名前はどこに書くのが一番安全ですか?

最も安全で推奨されるのは、ランドセルのかぶせ(フタ)の裏側や、内ポケットの中にある「名前カード」です。これなら第三者から名前が見えることはありません。

ランドセルに住所や電話番号も書くべきですか?

個人情報保護のため、住所や電話番号の記入は避けるべきです。学校から特別な指示がない限り、記入するのは名前だけにしておきましょう。

名前は6年間の安心のお守り

ランドセルに名前を書くことは、防犯上の配慮が必要な一方で、お子様が6年間、安心して学校生活を送るための大切なお守りのような役割も持っています。

私たち黒川鞄工房は、ランドセルづくりの全ての工程に責任を持つと同時に、お子様が卒業するその日まで、安全に、そして楽しくお使いいただけることを心から願っています。

この記事が、皆様のランドセル選び、そして6年間の学校生活の安心に繋がれば幸いです。

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この記事を書いた人

創業1965年、熟練の職人が一つひとつ手作りで仕上げるランドセル工房です。これまで50年以上にわたり、数多くのお子様の6年間に寄り添ってまいりました。長年の経験とお客様からのお声を元に、最新のランドセル情報をお届けします。

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