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ランドセルのお手入れ・メンテナンス方法を紹介

新しい学期の始まりと共に、お子さまの新しいランドセルが家にやってきた瞬間は、ご家族にとって忘れられない思い出の一つですよね。

そのランドセルを長く、美しく使い続けるためには、定期的なお手入れが必要です。

今回は、素材別にランドセルのお手入れ・メンテナンス方法を紹介します。

これから小学校へ入学するお子さまを持つご家族の皆さま、ランドセルを長持ちさせる秘訣を一緒に学びましょう。

目次

ランドセルは定期的なお手入れ・メンテナンスが必要

ランドセルは小学校生活の6年間もの長い間、毎日お子さまの背中に寄り添います。

そのため、雨に濡れたり、汚れたりすることも少なくありません。

定期的なお手入れをすることで、ランドセルを清潔に保ち、耐久性を高めることができます。

本革(牛革・コードバン・ヌメ革)のランドセルのお手入れ

水に濡れた場合は、できるだけ早く乾いた布などで水分を拭き取り、日かげで自然乾燥をさせてください。

ヌメ革の場合は、特に水分に弱いのでしっかりと水分を拭き取りましょう。

乾燥後は、乾いたやわらかい布や革用のブラシで表面のほこりを拭き取ります。

汚れが取れないようであれば、皮革用のクリーナーで汚れをしっかりと落としましょう。

さらに専用のクリームで革に栄養を与えることで、革が乾燥しにくくなり、ひび割れを防ぐだけでなく、ツヤ出しと汚れから保護します。

お手入れ後は直射日光や高温を避け、風通しの良い場所で保管しましょう。

クラリーノ®F等人工皮革のランドセルのお手入れ

クラリーノ®Fのような人工皮革ランドセルの場合、本革とくらべるととてもかんたんにお手入れができるというメリットがあります。

汚れた場合は、水またはぬるま湯に薄めた中性洗剤を浸した布で拭き取り、その後、乾いた布で水分を拭き取ります。

強く擦りすぎると表面が傷つくことがあるため、やさしく拭き取ることが大切です。

また本革で使用するクリームなどはひび割れの原因となるため、使用してはいけません。

人工皮革は拭き取るだけでよいため、お手入れが非常に楽ですね。 お手入れ後は高温多湿の場所を避けて保管しましょう。

ランドセルの汚れ別のお手入れ方法

ランドセルは、小学校生活を通じてさまざまな汚れに見舞われます。

鉛筆やペンの汚れ、食べ物のこぼれた跡、遊んでいる最中についた泥汚れなど、それぞれの汚れに応じた適切なお手入れ方法で、ランドセルをきれいに保ちましょう。

鉛筆の汚れ

  • 本革ランドセル:消しゴムで軽くこすることで、鉛筆の汚れを落とすことができます。ただし、強く擦りすぎると革表面が傷つく恐れがあるため注意しましょう。
  • 人工皮革ランドセル:柔らかい布に水またはぬるま湯を少し含ませ、軽く拭き取ります。汚れが落ちにくい場合は、少量の中性洗剤を使用してみてください。

ペンの汚れ

  • 本革ランドセル:まずはサラダ油やオリーブオイルなどを使い、綿棒やコットン、ティッシュなどで落ちるか試してみましょう。なかなか落ちないようであれば、ベンジンや除光液、アルコール系のクリーナーを使用することで、ペンの汚れを落とすことが可能です。しかし、色落ちの可能性があるため、目立たない部分で試してから使用しましょう。
  • 人工皮革ランドセル:ベンジンや除光液、アルコール系のクリーナーを含ませた布で軽く拭き取ると良いでしょう。ただし、同じく色落ちのリスクがあるため、事前のテストが重要です。

食べ物の汚れ

食べ物の汚れは、早めに対処することが重要です。

放置すると汚れが素材の奥まで染みてしまい、取れなくなってしまう恐れがあります。

やわらかい布に中性洗剤を少し含ませ、汚れを優しく拭き取りましょう。

その後、清潔な水で濡らした布で洗剤を拭き取り、最後に乾いた布で水分を取り除きます。

その他泥汚れなど

全泥汚れは乾いた後にブラシで落としましょう。

その後、水またはぬるま湯で湿らせた布でやさしく拭き、乾燥させます。

泥汚れがひどい場合は、中性洗剤を使用すると良いでしょう。

ランドセルをこまめにお手入れして6年間キレイに使う

ランドセルを長持ちさせるためには、日々の小さなお手入れが重要です。

特に雨の日の使用後は、乾いた布で水分を拭き取り、定期的に風通しの良い場所で陰干しすることが大切です。

保管中はランドセルの形を保つために、重い物を入れ過ぎないように心掛けましょう。

また、そもそも汚れないようにすることも大切です。

ランドセルカバー(プロテクション)を使うことで、お手入れの手間を大幅に軽減することも検討してください。

ランドセルのお手入れまとめ

ランドセルのお手入れは、お子さまの健やかな学校生活を支える大切な習慣です。

定期的なお手入れと、汚れがついたらすぐに対処することで、ランドセルを6年間、そしてそれ以上も美しく保つことができます。

また、お手入れの際は、ランドセルの材質に合った方法を選ぶことが大切です。

これからもお子さまとランドセルが毎日を楽しく過ごせるように、愛情を込めてケアしてあげてください。

この記事が、これから小学校へ入学するお子さまを持つご家庭の皆さまにとって、有用な情報源となれば幸いです。

ランドセル選びやお手入れに関して、さらに詳しく知りたい方は、購入したランドセル製造工房やメーカーにご相談すると良いでしょう。

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