2026年4月ご入学者さま向けランドセルご注文受付終了しました

ランドセルの雨カバーは本当に必要?工房がメリット・デメリットと選び方を徹底解説

ランドセル選びでは、デザインや機能に目が向きがちですが、雨の日のランドセルの扱いも考慮する必要があります。

特に雨の日の通学が多い地域や季節には、ランドセルを守る「雨カバー」の利用が普通の光景となっています。

本記事では、雨カバーの必要性やその利点について詳しく解説します。

ランドセルを長く美しく使い続けるためのポイントを押さえましょう。

この記事の要点
  1. 雨カバーの必要性とランドセルを守る重要性を理解する。
  2. 雨カバーの種類と選び方について詳しく知る。
  3. 購入場所や代替品の情報を把握し、最適な選択をする。
目次

ランドセルに雨カバーはあった方が良い

ランドセルの雨カバーは、天候の悪い日の通学でランドセルを水濡れや汚れから守る役割を果たします。

特に最近のランドセルは防水性に優れているものが多いですが、それでも雨カバーを使うことでさらに安心感を得られる場面があります。

黒川鞄スタッフ

雨カバーは、ランドセルを長持ちさせるための大切なアイテムです。

防水加工でも完璧には水濡れを防止できない

多くのランドセルは防水加工が施されていますが、それでも完璧に水を弾くわけではありません。

例えば、豪雨や長時間の雨の中を歩くと、透き間や縫い目、ファスナー部分から水が染み込む可能性があります。

また、防水加工の性能は時間とともに劣化することもあるため、雨カバーを併用することでランドセルの寿命を延ばし、大切な教材や荷物を濡れから守ることができます。

濡れることでランドセルにカビが生えることも

雨で濡れたランドセルをそのまま放置すると、湿気がこもりやすくなり、カビの発生原因になります。

特に本革製のランドセルは水分を吸収しやすく、カビが発生すると元の状態に戻すのが難しい場合があります。

雨カバーを使うことでランドセル本体が直接濡れるのを防ぎ、日々のお手入れの手間も減らせます。

結果的に、ランドセルを美しい状態で6年間使い続けることが可能になるのです。

黒川鞄スタッフ

カビの発生を防ぐためにも、雨カバーの使用は有効です。

ランドセルの雨カバーが必要ないと言われる理由

一方で、雨カバーの必要性を感じないという声もあります。

ランドセルそのものの性能や使用環境によって、必ずしもすべてのご家庭で必須アイテムとされるわけではありません。

以下ではその理由を見ていきます。

ランドセルそのものに防水加工があるため

現在販売されているランドセルの多くは、防水加工が施されています。

特に、人工皮革や高性能素材を使用したランドセルは、水を弾きやすく、少々の雨であれば濡れても拭くだけで問題ない場合がほとんどです。

また、防水加工が優れているモデルでは、縫い目やファスナー部分も防水仕様になっているため、雨の日の通学でも安心感があります。

そのため、普段から防水性を重視したランドセルを選んでいれば、雨カバーが必須でないと考える方もいます。

黒川鞄スタッフ

高品質な防水ランドセルであれば、雨カバーなしでも安心です。

必要な場面が限られているため

雨カバーが活躍するのは主に豪雨や長時間の雨の日の通学時です。

しかし、雨の日に通学する頻度が少ない地域では、そもそも使用する機会があまりない場合があります。

さらに、登下校時にご家族が送り迎えをしている場合は、ランドセルが雨に濡れる心配がほとんどないため、雨カバーの必要性を感じないケースも多いです。

ランドセルカバーと雨カバーの違い

ランドセルカバーと雨カバーは、似ているようで役割が異なります。

それぞれの特徴を理解して使い分けることが重要です。

ランドセルカバーは、主にランドセル本体を汚れや傷から守るために使用されるものです。

透明やデザイン性のあるカバーが多く、ランドセルの外観を引き立てる役割も果たします。

一方、雨カバーは、雨の日専用でランドセルを水濡れから守るためのアイテムです。

完全にランドセルを覆う防水仕様になっているものが一般的で、必要なときだけ取り付けて使用するスタイルが多いです。

このように、日常的に使うランドセルカバーと、特定の天候で使う雨カバーは異なる用途を持つため、それぞれの特徴を理解し、お子さまの生活スタイルに合わせて選ぶのがおすすめです。

黒川鞄スタッフ

用途に応じてカバーを選ぶことで、ランドセルをより効果的に保護できます。

どんな雨カバーを選ぶべきか

雨の日にランドセルをしっかり守るためには、使いやすさや機能性に応じた雨カバーを選ぶことが重要です。

以下では、ランドセルの雨カバーの主なタイプをご紹介します。

それぞれの特徴を理解し、お子さまの通学スタイルに合ったものを選んでみてください。

①ランドセル全体を覆う袋タイプ

袋タイプの雨カバーは、ランドセル全体をすっぽり覆う構造になっており、最も高い防水性能を発揮します。

豪雨や長時間の雨の中でもランドセルを完全に守ることができるため、特に雨が多い地域や通学時間が長いお子さまにおすすめです。

また、全体を覆うことで、ランドセルに泥やほこりが付くのを防ぐ役割も果たします。

ただし、カバー自体が少しかさばる場合があるため、収納時のスペースを確認しておくと安心です。

黒川鞄スタッフ

袋タイプは最高の防水性能で、大切なランドセルをしっかり守ります。

②コンパクトにまとめられるタイプ

持ち運びやすさを重視する方には、コンパクトに折りたたんで収納できるタイプがおすすめです。

このタイプは、ランドセルを覆う部分がシンプルなつくりになっており、使用しないときには小さく折りたたんでランドセルのポケットやバッグに入れておくことができます。

急な雨にも対応しやすく、軽量で扱いやすい点が特徴です。

日常的に使用する機会が少ない方や、荷物を増やしたくないご家庭に適しています。

③キーホルダーのようにナスカンに取り付けられるタイプ

便利さと携帯性を兼ね備えたのが、ナスカンで取り付けられるタイプの雨カバーです。

このタイプは、普段はキーホルダーのようにランドセルに取り付けておき、必要なときにさっと広げて使えるのが魅力です。

特に小さいお子さまでも簡単に扱えるデザインになっているため、初めて雨カバーを使う方にもぴったりです。

また、見た目がスタイリッシュなものも多く、ランドセルと一緒に使用しても違和感がありません。

黒川鞄スタッフ

ナスカンタイプは使いやすさとデザイン性を両立しています。

ランドセルの雨カバーはダイソー・セリア・キャンドゥなどの100均に売っている?

ランドセルの雨カバーを手軽に購入したいと考える方にとって、100円ショップでの取り扱いが気になるところです。

ダイソー、セリア、キャンドゥなどの100円ショップでは、ランドセル専用の雨カバーは取り扱っていない場合が多いですが、代替できるアイテムがあります。

専用品はないがリュックサックカバーで代替できる

100均ではランドセル専用の雨カバーは見つからないことが一般的ですが、「リュックサックカバー」がその代用品として活用できます。

このタイプのカバーは、防水性があり、サイズが調整可能なものも多いため、ランドセルに対応できる場合があります。

購入時には、お手持ちのランドセルのサイズに合うかを確認することが重要です。

また、リュックサックカバーの中には、収納袋が付属しているコンパクトなタイプもあるため、雨が降りそうな日には携帯しておくと便利です。

専用品ほどのフィット感は得られませんが、手軽に雨対策をしたい場合には一考の価値があります。

黒川鞄スタッフ

リュックサックカバーは手軽な代替品として活用できます。

どこで買える?ランドセル用雨カバーの主な購入場所

① ランドセルメーカー公式サイト

ランドセルにぴったりのサイズが手に入ります。黒川鞄工房でも、機能性とデザインに優れた純正のプロテクションカバーをご用意しております。

② ベビー・子ども用品店(西松屋、しまむら等)

実物を見て購入できるのがメリットです。様々なデザインから選べます。

③ 100円ショップ(ダイソー、セリア等)

急な雨の備えとして、非常に安価に手に入ります。ただし、耐久性は専用品に劣る場合があります。

④ オンライン通販(楽天、Amazon等)

品揃えが豊富で、口コミを比較しながら選べるのが魅力です。

ランドセルの雨カバーまとめ

ランドセルの雨カバーは、大切なランドセルを雨や汚れから守る便利なアイテムです。

特に雨が多い地域や、長時間雨の中を移動するお子さまには心強い味方となります。

一方で、防水加工が施されたランドセルであれば必須ではない場合もあり、使用頻度や生活環境を考慮して選ぶことが大切です。

また、手軽に試したい方には、100円ショップでリュックサックカバーを活用するのもひとつの方法です。

ご家庭のニーズに合ったカバーを選び、ランドセルを長持ちさせる工夫をしてみてください。

黒川鞄スタッフ

ランドセルを大切に使い続けるために、適切な雨対策を心がけましょう。

本革のランドセルにこそ、雨カバーは必要ですか?

はい、特に本革製(コードバン・牛革)のランドセルにこそ、雨カバーを強くおすすめします。革は水分に弱く、濡れたまま放置するとシミやカビ、型崩れの原因になります。大切なランドセルを長持ちさせるためにも、ぜひご使用ください。

雨カバーは、ランドセルに入れっぱなしで大丈夫ですか?

濡れた雨カバーをランドセルに入れっぱなしにすると、湿気がこもりカビの原因になります。ご自宅に帰ったら必ずランドセルから出し、タオルで拭いて乾かしてから保管するようにしてください。

雨カバーの付け方がわかりません。

ほとんどのカバーは、ランドセルのかぶせ(フタ)の上からかぶせ、下部にあるゴムやフックで固定するだけの簡単な構造になっています。低学年のお子様でも一人で付け外しができるよう、シンプルな作りのものを選ぶと良いでしょう。

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この記事を書いた人

創業1965年、熟練の職人が一つひとつ手作りで仕上げるランドセル工房です。これまで50年以上にわたり、数多くのお子様の6年間に寄り添ってまいりました。長年の経験とお客様からのお声を元に、最新のランドセル情報をお届けします。

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